2007年10月18日
業務連絡と八九式
イラスト抜きの更新は心苦しいですが、業務連絡を二つほど。ヘカトンパンチ!!!様の夏コミ新刊「マリア様はハンター入門編ッ」のとらのあな様での取り扱いが始まりまりました。http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/13/47/040010134770.html
teardrop関連では、11月のコミティア参加が確定しました。新刊は特にありませんが、コピー誌用の未使用の紙束が固まりで出てきたので、絶版のものを少し刷るかも知れません。
以上です。
先日、土浦武器学校祭に出かけてきました。今回は帝国陸軍の八九式中戦車がレストアされて自走するとのことなのでコレを逃す訳にも行きません。土浦は実戦部隊が駐屯してるわけでもないので、まあ八九式が見られればいいやぐらいにしか思ってなかったのですが、予想に反してやたらにサプライズ多き一日でした。武器学校の名が示すとおり、教材用に様々な機材が置かれているので、実は本土や関東では殆んど見られない機材も多いです。
まず驚いたのは87式自走高射機関砲。朝霞にはセンサを抜かれて死んだのが置かれているけれど、ここのは運用されているものなのでセンサはフルについてるし、工場から出てきたばかりのようにピチピチ。87式は総火演にも出てこないので、量産型を見るのは初めて。とても格好いいです。
となりには90式戦車。これも朝霞の展示品とは比べ物にならないくらいに素晴らしい。現用兵器はセンサを抜いてしまうと、目を抜いた人形のように表情が消えてしまう。こうした「生きた90式」は関東にいると絶望的に見られません。とくにここまで美しいコンディションのものは総火演でも見られないはずです。今回の演習ではパワーパックの交換を見せてくれたのだけど、エンジンルームが空の90式が牽引されてやってきて、20分ぐらいでエンジンを取り付けて自走してしまうのにも驚きました。
そして八九式中戦車。何年か前にレストアしたモノを再レストアして自走可能としたのだそうな。お題目が、「研究と訓練」とのことで、補給処が通常遭遇し得ない状況で、部品を採寸し、加工して、機材を可動状態にする訓練として意義がある、とのお話。
何が驚いたって、とにかく衝撃的でした。土浦の八九式は2年前にぐすぐすだったのを見たことがある。それが目の前をピチピチの状態で走り回っているのは、自分の想像よりもずっとインパクトがあったのです。ジープ展のときにも思ったのだけれども、やっぱり機械は動かされえてナンボなんだなあと思いを新たにしたものです。格納庫から出てきて展示スペースまで自走する八九式をみんなが取り囲んで一緒に走る姿はなんともいえぬ幸せな光景でありました。主砲の形状は正規の図面から型起こし、機銃カバーも新造とのことで、とても綺麗に仕上がっていました。靖国の九七式よりも雰囲気はいいと思います。
思いのほか楽しんでしまった土浦を後に帰途につく。道すがらD40を触らせてもらう機会がありまして、その圧倒的な性能差に、ここでもやっぱり驚く、を通り越して絶望するorz。
D40、買おう。中古でいいから・・・。
この記事へのコメント
にしやんです。
八九式中戦車まさかレストアされているとは驚きです、しかも自衛隊でということに。そうそう機械は動いてナンボですよ
あれついに一眼デジに目覚めましたか?一眼で撮ってしまうと画像の違いに唖然としますよね。自分のは旧旧旧式の10D
ですがまだまだ第一線です。
ごめんなさい、遅くなりました。
今考えるに一眼はもっと早く触っていればと後悔しています。後半年早く出ていたら間違いなく買ったんですがねえ。
冬場はカメラを使う機会も少ないので、暖かくなるまでもんもんとしながら値段が落ちるのを待つとします。