2016年09月
2016年09月27日
シンゴジのはなしとか
久しぶり過ぎてBlogの更新の手順を忘れていました、ご無沙汰です。
遅くなりましたが夏コミにお越し頂いた皆様ありがとうございました。夏コミ新刊の金星探査機「あかつき」解説本はまだまだ書店様でジャブジャブ余ってますので、東京までこれないよという方はガシガシご利用ください。
・とらのあな様
※月周回衛星「かぐや」擬人化解説本の在庫はお陰様でほぼ無くなりました。
倉庫奥底から端数が出てきたので、無くなるまでイベントで小出しします。
※「はやぶさ2」解説本と人工衛星部漫画は引き続きイベントにて頒布します。
国家存亡の危機を救ったとはいえその現場は決して美しい話だけではなくて、ヤシオリの現場もこうだったんだろうなと。
矢口先生だったら、亡くなった隊員の補償についてもちゃんと頑張って法的な道筋をつくってくださったのだろうかと、だったらいいなと映画を見る度に思ったのです。
遅くなりましたが夏コミにお越し頂いた皆様ありがとうございました。夏コミ新刊の金星探査機「あかつき」解説本はまだまだ書店様でジャブジャブ余ってますので、東京までこれないよという方はガシガシご利用ください。
・とらのあな様
・COMIC ZIN様
※月周回衛星「かぐや」擬人化解説本の在庫はお陰様でほぼ無くなりました。
倉庫奥底から端数が出てきたので、無くなるまでイベントで小出しします。
※「はやぶさ2」解説本と人工衛星部漫画は引き続きイベントにて頒布します。
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そうそう、twitterだと揮発しちゃうのでこっちにも「シン・ゴジラ」の話とかを(以下ネタバレとかします)。 まずはとても良かった。
冒頭の会議シーンからもうご機嫌なシーンばかりで巨大生物出現から自衛隊機のパイロットが第1射の引き金を引くまでの法の運用と解釈と伝達と手順の流れの美しさ、ああこれが見たかったのだと涙が出ました。
しきしまは「怪獣は災害の擬人化」なる理論が大好きなので、「ゴジラは人類には倒せない、やり過ごすか科学の力で押さえ込みながら永遠に付き合い続けるしかない 」とも取れるあのエンディングも良かったと思います。
あとは作中では多大な犠牲を払ったにもかかわらず、全滅シーンもあっさりと演出が流されてしまう、特殊建機第1小隊の話。劇中、死ぬかもしれないがそれでも作戦を決行してくれと命令され、実際全滅しながらもその使命をまっとうした部隊です。フィクションの世界ではシンゴジに限らず、日本を救うため、世界を救うための決死隊が登場します。そして脚本家と観客の思惑通り彼らは多大な自己犠牲を払うわけです。
宇宙人相手ならこういう自己犠牲も”フィクションだから”で流しがちですが、防護服を着た作業員が操るコンクリートポンプ車がホイールローダーを先頭にガレキの道を切り開いて戦場に突入するというのは福島第一のオマージュ、というかそのままなのでまあ(隊員の補償問題とか)色々生々しいところで。
以前「前へ!」という本を読みまして、そのエピソードの一部でメルトダウンした福島第一原発冷却の為に命を削った自衛隊の武器防護隊や基地消防隊、警視庁機動隊など様々な立場の人が出てきます。この本は敵の姿は違えど「死ぬかもしれないが、あそこに行って水を流し込んできてくれ」と実際に命を受け、それを果たした人達の記録です(幸いこの作戦で無くなった方は居ませんが)。
そうそう、twitterだと揮発しちゃうのでこっちにも「シン・ゴジラ」の話とかを(以下ネタバレとかします)。 まずはとても良かった。
冒頭の会議シーンからもうご機嫌なシーンばかりで巨大生物出現から自衛隊機のパイロットが第1射の引き金を引くまでの法の運用と解釈と伝達と手順の流れの美しさ、ああこれが見たかったのだと涙が出ました。
しきしまは「怪獣は災害の擬人化」なる理論が大好きなので、「ゴジラは人類には倒せない、やり過ごすか科学の力で押さえ込みながら永遠に付き合い続けるしかない 」とも取れるあのエンディングも良かったと思います。
あとは作中では多大な犠牲を払ったにもかかわらず、全滅シーンもあっさりと演出が流されてしまう、特殊建機第1小隊の話。劇中、死ぬかもしれないがそれでも作戦を決行してくれと命令され、実際全滅しながらもその使命をまっとうした部隊です。フィクションの世界ではシンゴジに限らず、日本を救うため、世界を救うための決死隊が登場します。そして脚本家と観客の思惑通り彼らは多大な自己犠牲を払うわけです。
宇宙人相手ならこういう自己犠牲も”フィクションだから”で流しがちですが、防護服を着た作業員が操るコンクリートポンプ車がホイールローダーを先頭にガレキの道を切り開いて戦場に突入するというのは福島第一のオマージュ、というかそのままなのでまあ(隊員の補償問題とか)色々生々しいところで。
以前「前へ!」という本を読みまして、そのエピソードの一部でメルトダウンした福島第一原発冷却の為に命を削った自衛隊の武器防護隊や基地消防隊、警視庁機動隊など様々な立場の人が出てきます。この本は敵の姿は違えど「死ぬかもしれないが、あそこに行って水を流し込んできてくれ」と実際に命を受け、それを果たした人達の記録です(幸いこの作戦で無くなった方は居ませんが)。
国家存亡の危機を救ったとはいえその現場は決して美しい話だけではなくて、ヤシオリの現場もこうだったんだろうなと。
矢口先生だったら、亡くなった隊員の補償についてもちゃんと頑張って法的な道筋をつくってくださったのだろうかと、だったらいいなと映画を見る度に思ったのです。
shikishima_ld at 03:55|Permalink