擬人化

2008年03月30日

人工衛星擬人化展示室

ニコ動のお陰なのでしょうか。上記のタイトルで検索してこられる方が最近多くなってきてまして、手ぶらでお返しするのも申し訳なく思い、仮設ではありますが旧コンテンツを復旧させてみました。「サイハテ」にとてもしんみりしてしまったので「のぞみ」分を再掲載です。左メニュー「人工衛星擬人化展示室」からどうぞ。イラストだけでしたら右の「カテゴリー」で同人、宇宙機、擬人化などを選択すると出てきます。ご不便をおかけしております。



再掲載にあたり衛星本4「Praying pretty」のテキスト全文をupさせていただきました。少なくない数が皆様のお手に渡り、社会的意義を達成したとの判断のもと、しきしま執筆分のみ全公開です。衛星本4の再販はさすがに難しいので、文章だけではありますが、楽しんでいただければ幸いです。



※一部追記しました




shikishima_ld at 22:12|PermalinkComments(4)

2008年01月06日

新年のご挨拶

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遅ればせながら冬コミに参加された皆様、お疲れ様でした。知人に頼んでおいた買い物が未だ手元に届かないので今ひとつ終わったーという気がしないでもないのですが、何はともあれ夏に向けて動き出さねばなりません。栗原先輩本を買えなかったこの悲しみを怒りに変え、バネにして、今回のような失態は繰り返さないようにしないといけません。



さて、この挨拶絵を描き終えるまでサイトの更新はしないと決めつつもぐだぐだと作業していたのですが、突然、「明日業者が来て回線の工事を始める」とか連絡が来まして、環境が変わる前にと急ぎ仕上げました。というわけで何かの弾みでこのサイトが消えたとしても、夜逃げなどではありませんのでご安心ください。プロバイダも変わるとの話なので、サイトの引越しも今月中に行う予定です。新しいアドレスが決まりましたら、改めてご連絡いたします。※blog部分(http://teardrop.weblogs.jp/10/)をお気に入りに入れておいていただければ、当面問題ないです。とりあえずメールアドレスは止まります。





冬コミで妙にサークル看板が人気だった「かぐや」。イベントでお話をさせていただくときこの「かぐや」本が欲しいというお話を頂きます。こういうお話を振っていただけるのはとても嬉しいのですが、「かぐや」はつい先日観測機器のチューニングが終わって、観測が始まったばかり。今の状態だとほんとにただの「かぐや」解説本になってしまうと思いますが、・・・それでもいい?



まあそんなこんなで、今年もよろしくお願い申し上げます。




shikishima_ld at 03:24|PermalinkComments(0)

2007年10月01日

F-2たんを描いてみよう

楽しみにしていた「らきすた」もとうとう終わってしまいました。キャラクターの人間関係が回り始め、キャラに厚みが出てきたかと思ってきたばかりのところに最終回。残念でなりません。



残る楽しみは電脳コイル。あの壮絶な伏線の張り方と畳み方には毎回驚かされます。すでに、他人にやられていないネタは無いと言われ続けて幾星霜のアニメ界ですが、地味に練りに練った世界観とキャラクターでキチンと独自色を出してくるあたり、まだまだアニメは大丈夫なのかもしれないと希望を持たせてくれる作品です。お気に入りは「サッチー」、芸の細かい演出と、ちょっとした動作の気持ちよさとかが無人機好きにはタマリマセン。他の官庁の管轄である神社や学校には入れないとか、かわいいなあと。



昨今色んな擬人化を見かけますが、自分だったらこうしたいなあ、こうできないかなあというのが色々あってちょっと気になっていたのが単発ジェット。ちょっとラフだけでも切ってみようと思っていたら結局とまらず色までつけちゃいました。というわけでF-2です。翼端にAAM-5、頭部にはFLIRと島津のネコミミHMDといった夢仕様。ASM-2の実弾とFLIRの色は最後までわかりませんでした。



Dairy071001



個人的に1、2を争う好きな機体ですが、悪意ある誤解に付きまとわれ不遇な身の上は現在でも相変わらずです。実際、トラブルの殆んどは解決しているのですが、ネットでF-2の解説を扱うような方は、進空時(初期トラブルが多かった頃)に解説を書いて、その後の情報のアップデートをされないことが多いので、今でも「翼に亀裂が入る」と書かれたままのサイトも少なくないです。



抵抗の少ない小型な機体に複合材を大量に使用して軽量化。離陸して滑走路の端で音速を突破できるという大出力のエンジンとCCV制御の組み合わせにより、低中高度でF15を圧倒するという高い次元の飛行性能が自慢。更に大型の空対艦ミサイルを4発搭載しての4G旋回も可能という厨性能。現在でも様々な改修プランがあり着実に戦闘力を増していく頼もしい機体です。何より美人だ。



DVDも出ていますが、CCVによる不思議かつパワフルな飛びっぷりは一見の価値ありです。・・・とはいっても自分は実機を見たことが無いのですよね。総火演は行けなかったし、最寄の入間と百里は破滅的に混むし・・・。




shikishima_ld at 23:59|PermalinkComments(2)

2007年09月24日

アイドルの条件

以前、都内某所で「国民的支持を取り付けるプロジェクトの条件」なんて内容のお話を聞かせていただいたことがあります。こうこうこういう要素が揃うと国民的な支持が得られますよ、という条件が5つだか6つだかあげられていたのですが、自分でも常々考えていた事柄の正解が目の前に明文化されて出てきたことに軽い衝撃を覚えたものでした。「はやぶさ」が何故広く受け入れられたのかというのが、この法則を使うとはっきり分かってくるわけです。



ですが、はやぶさが受け入れられた背景には更に別な要素があるんではないかと色々考えておりました。他のミッションと比べてみると、はやぶさが他の探査機に比べて恵まれている点が2つあるのですよね。まずは、ミッションの起承転結がハッキリしていること。そして科学ミッションを物語として翻訳してくれるサポート層に恵まれたこと。



前者は、はやぶさを物語とする際に無くてはならない要素です。打ちあがった後は「特定の対象を延々と観測を続ける」というのでは、(ミッションの優劣とかは別として)物語としては落としどころを作るのが難しいです。さらにミッションのクライマックスが1ヶ月程度であったことも熱し易く冷めにくい期間設定であったかもしれません。



そして後者、は説明の必要も無いのですかね。はやぶさは広報的にもキーマンに恵まれました。はやぶさの父とも言える川口プロマネを初めとするISAS側のキャラクターの豊富さに加えて、ミッションの状況をリアルタイムに的確に伝えてくださったL/Dの松浦さんや、「おつかい出来た」のイラストの人のような科学ミッションを物語に翻訳してしまう人たちが居たお陰であれほどの盛り上がりを見せることが出来たのでしょう。当時は擬人化ブームの絶頂期でもありましたし、その辺もプラスに働いたか。



となると、はやぶさのような盛り上がりを他の探査機に求めるのは大変に厳しいです。この理屈で行くとはやぶさと同様に支持を得られた可能性のある衛星は、ハレー彗星探査機「すいせい」や、技術試験衛星「おりひめ・ひこぼし」あたりしかありません。



そういう意味で気になるのが最近話題の「かぐや」です。先日のメッセージ募集の顛末を見るにJaxaの広報の今後ってのは、正直不安が残ります。月に行くのは歴史上初めてでもなく、各国がプロジェクトを立ち上げてる中での船出です。はやぶさほど熱狂的な支持が得られないのは当たりまえなのです。メッセージの量と探査の質は無関係、かぐやなりのいいところを前面に出して、その良さをJaxaさんには語っていただきたいなあと思います。



Dairy070923b



んで本題。打ち上げから随分たってしまいましたが、ウチの「かぐや」です。実機の彼女は国産衛星の中で1,2を争う美人だと思いますよ。科学探査衛星で3トンというのはこれまでの探査機に比べて文字通り桁違いの大きさで「はやぶさ」の6倍近く。今までになく”お姉さん”として設定しています。衛星としては大変に珍しいですが、生まれたばかりなのに「かぐや」という名前付けでキャラクターが決まってしまっているので、その枠内からはみ出さないようにデザインするのにすったもんだいたしました。彼女は貧乏の代名詞である宇宙研でなく、旧NASDA生まれの科学衛星ということで色々とお嬢様ですから、仕事道具である観測機器はレイルシステムを介してフレームに固定することでブルジョア風を演出してみました。




shikishima_ld at 01:01|PermalinkComments(0)

2007年06月14日

気になるあの娘の・・・

Dairy070614



「かぐや」の打ち上げで世間が盛り上がっている今日この頃ですが、宇宙機構のHPではやぶさの大きな写真がアップされて大変狂喜しておりますしきしまです。素晴らしい、最高!今までアンケートがあるたび写真ちいせえと文句つけたかいがありました。これまではやぶさの資料はそれなりに揃えていたのですが、自分が所有している形状の資料で信頼できるものというと、写真が一枚と小さな平面図が一枚だけだったのです。これからは写真3枚と平面図一枚。2倍だ!すばらしいっ!



と、いうわけで勢いついでに書き上げたものを掲載。




shikishima_ld at 02:22|PermalinkComments(0)
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〈修羅場の友〉

屋外避難時のビタミン補給用として購入していたもののそのまま修羅場時の非常食に。長期保存が利くので2・3個備蓄しておくのが良。